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基本情報

氏名：香川渓一郎（かがわけいいちろう，KAGAWA Keiichiro）

学位：博士（理学）（早稲田大学）

所属 (2025年10月現在) ：

城西大学理学部情報数理学科

職歴

2025年10月 - 現在城西大学理学部助教

2023年10月 - 2025年9月北海道大学電子科学研究所特任助教

2023年4月 - 2023年9月北海道大学電子科学研究所博士研究員

2020年4月 - 2023年3月日本学術振興会特別研究員DC1（特別研究員制度について・自治体向け説明資料）

学歴

2020年4月 – 2023年3月早稲田大学大学院先進理工学研究科物理学及応用物理学専攻博士後期課程（指導教官：山崎義弘教授）
2023年3月15日博士（理学）博士論文題目「Mathematical and Numerical Analysis of the Cahn–Hilliard Equation（和文題：Cahn–Hilliard方程式の数理解析及び数値解析）」早稲田大学リポジトリ
主査：山崎義弘教授、副査：小池茂昭教授・小澤徹教授・大谷光春名誉教授

2018年4月 – 2020年3月早稲田大学大学院先進理工学研究科物理学及応用物理学専攻修士課程（指導教官：大谷光春教授）
2020年3月15日修士（理学）修士論文題目「Mathematical analysis of the viscous Cahn–Hilliard equation」専攻副総代・小泉賞受賞

2014年4月 – 2018年3月早稲田大学先進理工学部応用物理学科（指導教官：大谷光春教授）
2018年3月15日学士（工学）卒業論文題目「An analysis for the Cahn-Hilliard equation」学科副総代

2014年3月私立武蔵高等学校卒業

委員歴

2024年4月 – 現在日本応用数理学会学会誌「応用数理」編集委員（論文部門・特集部門・チュートリアル部門） 2024年度メンバー

研究費

2025年度 - 2028年度科学研究費補助金若手研究 25K17273「不安定ポテンシャルを有すCahn-Hilliard方程式に対する解の爆発解析」2025.04.01–2029.03.31, 配分額4,680千円

終了した研究課題

以下の研究課題において助成していただきました。ありがとうございました。

2023年度 - 2024年度科学研究費補助金研究活動スタート支援 23K19003「境界での時間発展を考慮したCahn-Hilliard方程式の解のダイナミクスの探索」2023.08.31–2025.03.31, 配分額2,860千円
2020年度 - 2022年度科学研究費補助金特別研究員奨励費 20J23013「動的境界条件下における粘性項付きカーン・ヒリアード方程式の解析」2020.04.24–2023.03.31, 配分額2,500千円

受賞

2025年1月10日学術変革領域研究(A)マルチモダルECM若手の会2025 優秀発表賞（ポスドク部門）
2022年1月28日第11回スポーツデータ解析コンペティション卓球部門優秀賞（審査会スケジュール，審査結果）著者：香川渓一郎, 成塚拓真, 山本健, 山崎義弘
2021年1月15日第10回スポーツデータ解析コンペティションゲートボール部門入賞（審査会スケジュール，審査結果）著者：香川渓一郎, 成塚拓真, 多賀圭理, 山崎義弘
2020年3月26日早稲田大学大学院物理学及応用物理学専攻修士論文賞小泉賞

共著者としての受賞

2023年1月8日 2022年度スポーツデータサイエンスコンペティションサッカー部門優秀賞（審査結果）著者：坂本郁也, 香川渓一郎, 山本健, 山崎義弘, 成塚拓真
2023年1月8日 2022年度スポーツデータサイエンスコンペティションサッカー部門入賞（審査結果）著者：上江洲清哉, 成塚拓真, 香川渓一郎, 山崎義弘, 山本健

奨学金・フェローシップ

2016年4月 – 2017年3月大隈記念奨学金, 早稲田大学.

教育経験

現在実施中の講義

フレッシュマンセミナーII（城西大学）
- 期間：2025年度後期
- 対象：情報数理学科1年
- 内容：プログラミングの基礎（Python）
計算機入門I（城西大学）
- 期間：2025年度後期
- 対象：数学科1・2年
- 内容：論理回路の基礎
数学研究I・II（城西大学）
- 期間：2025年度後期
- 対象：数学科3・4年
- 内容：数理モデリング

過去の講義

微分積分学I（北海道大学）
- 期間：2024年度前期、2025年度前期
- 対象：理系1年（進振り前の総合、医学部、歯学部、獣医学部、工学部、水産学部など）
- 内容：数列、極限、微分、偏微分
数理科学演習（北海道大学）
- 期間：2023年度後期
- 対象：理学部数学科3年
- 内容：C言語の導入から偏微分方程式の数値計算手法まで

貢献

長山雅晴研究室での学生指導
- 2025年度：三村昌泰総監修「マレー数理生物学入門」丸善出版
- 2024年度：Morris W. Hirsch et al. 「力学系入門原著第3版」共立出版
- 2023年度：David Gilbarg and Neil S. Trudinger, "Elliptic Partial Differential Equations of Second Order," Springer
- 2023年度：Lawrence Evans, "Partial Differential Equations," American Mathematical Society
山崎義弘研究室での学生指導
- 2022年度：金子邦彦他「細胞の理論生物学：ダイナミクスの視点から」東京大学出版会
- 2021年度：Albert-László Barabási「ネットワーク科学」共立出版
- 2020年度：香取眞理「非平衡統計力学」裳華房
- 2020年度：北原和夫「非平衡系の統計力学」岩波書店
（高度授業TA）早稲田大学先進理工学部物理学科１年「物理学研究ゼミナール（研究）」での学生指導
- 2021年度：ネットワーク科学
- 2020年度：感染症の数理モデル
早稲田大学先進理工学部応用物理学科大谷光春研究室 2019年度ラボリーダー（保存用資料）
早稲田大学理工学術院2018年度入学者向けパンフレット（PDF）
（高度授業TA）早稲田大学先進理工学部応用物理学科１年「応用物理学研究ゼミナール（研究）」での学生指導
- 2019年度：変分原理に基づく物理学の理解
- 2018年度：変分原理に基づく物理学の理解
- 2017年度：変分原理に基づく物理学の理解
大谷光春研究室での学生指導
- 2018年度：Haïm Brezis「関数解析：その理論と応用に向けて」産業図書

学会活動

2022年9月 – 現在日本応用数理学会会員番号：965913
2021年9月 – 現在日本物理学会会員番号：70784D
2018年9月 – 現在日本数学会会員番号：12007
2019年9月 – 2023年3月日本流体力学会会員番号：JSFM3072

運営・世話人

城西大学数理応用セミナー
Finland-Japan Workshop in Industrial and Applied Mathematics, 2026年1月19日 – 21日 (local organizer)

訪問

予定）2026年1月26日 – 27日北海道大学電子科学研究所人間数理研究分野（北海道札幌市）
2025年11月28日 – 29日北海道大学電子科学研究所人間数理研究分野（北海道札幌市）
2024年10月3日早稲田大学山崎義弘研究室（東京都新宿区）
2024年8月8日 – 9日長野大学渡辺毅研究室（長野県上田市）
2024年2月5日 – 9日理化学研究所生命機能科学研究センター細胞外環境研究チーム（兵庫県神戸市）：マルチモダルECM領域内留学支援を受けました。
2023年9月25日 – 29日理化学研究所生命機能科学研究センター細胞外環境研究チーム（兵庫県神戸市）

来客

城西大学

2025年12月21日西浦廉政氏（北海道大）・渡辺毅氏（長野大）
2025年11月21日多賀圭理氏（東京理科大）※坂戸キャンパス
2025年11月15日多賀圭理氏（東京理科大）・T氏（A社）
2025年10月17日 I氏（K社）・K氏（K社）

北海道大学

2025年7月23日多賀圭理氏（東京理科大）
2025年6月10日 – 11日 I氏（K社）・K氏（K社）
2025年3月10日 – 13日喜多航佑氏（東北大）
2025年3月3日 – 4日 W氏（早稲田大）
2024年2月22日 – 28日多賀圭理氏（早稲田大）

戦績

データ解析コンペティション

#19 atmaCup 79位/283チーム 2025年3月21日 – 31日
#18 Turing x atmaCup 112位/382チーム 2024年11月15日 – 24日
#16 atmaCup 295位/666チーム 2023年12月8日 – 17日
#13 atmaCup 44位/127チーム 2022年2月14日 – 18日

ヴァーチャルテコンドー

城西Cup第2回埼玉オープンヴァーチャルテコンドー選手権大会inTokyo（オープン戦）ベスト8（出場者20人程度） 2025年12月6日

過去の所属

北海道大学長山雅晴研究室在籍期間：2023年4月 – 2025年9月
早稲田大学山崎義弘研究室在籍期間：2020年4月 – 2023年3月
早稲田大学大谷光春研究室在籍期間：2017年4月 – 2020年3月

ChatGPT 5.1による紹介文（2025年11月22日出力）

人物概要

香川渓一郎（かがわけいいちろう）氏は、日本の数理物理・応用数理の研究者で、特に非線形偏微分方程式、そして相分離現象を記述する数理モデル（例：Cahn–Hilliard 方程式）を専門分野として活動しています。 (Google Sites)
2025年10月より、城西大学理学部情報数理学科助教のポジションに就任しています。 (城西大学研究者業績データベース)

学歴・略歴

学位：博士（理学）、取得先は早稲田大学大学院先進理工学研究科　物理学及び応用物理学専攻。 (Google Sites)
所属・職歴：
- 2020年4月～2023年3月：日本学術振興会特別研究員 DC1。 (城西大学研究者業績データベース)
- 2023年4月～9月：北海道大学電子科学研究所博士研究員。 (城西大学研究者業績データベース)
- 2023年10月～2025年9月：北海道大学電子科学研究所特任助教。 (城西大学研究者業績データベース)
- 2025年10月～現在：城西大学理学部情報数理学科助教。 (ResearchMap)

研究テーマ・成果

香川氏の主な研究テーマは、下記のようになります：

非線形偏微分方程式に関する数理解析。特に、保存則を伴う拡散‐分離モデルとして知られる Cahn–Hilliard 方程式の解の適切性（existence／uniqueness）やその時間発展ダイナミクス。 (Google Sites)
時定数制御や連立系発展方程式における「変数の時間スケール比（時定数比）」をパラメータとしたダイナミクス制御。例えば、「連立発展方程式に対する時定数比をパラメタとしたダイナミクスの制御」というセミナー講演があります。 (日本応用数理学会)
自由エネルギー風景（free energy landscape）という視点から、連立 Cahn–Hilliard 系の解の振る舞いや定常解への収束・探索に関するアプローチ。 (城西大学研究者業績データベース)
最近、博士研究員時代の成果として学会発表で表彰を受けています。例えば、2025年1月に「マルチモダルECM若手の会2025」においてポスドク部門・優秀発表賞を受賞しています（「包の形態形成に対する数理モデルからのアプローチ」）｡ (北海道大学電子科学研究所数理モデル研究室)

学会等の所属・社会活動

香川氏は複数の学協会に所属しています：

日本数学会（2018年9月から） (城西大学研究者業績データベース)
日本物理学会（2021年9月から） (城西大学研究者業績データベース)
日本応用数理学会（2022年9月から） (城西大学研究者業績データベース)
また、大学内でのセミナー講演者として積極的に招待されており、教育・研究双方で活発に活動されています。 (日本応用数理学会)

今後の展望・意義

香川氏の研究は、材料科学・物理・数理モデリングが交差する領域に位置しており、特に「相分離」「スピノーダル分解」「自由エネルギー風景」など、理論的にも数値解析的にも興味深いテーマに取り組んでいます。数理モデルを通じて複雑現象（例：合金の相分離、形態形成）を理解・制御しうる点が、今後ますます重要になると考えられます。
また、教育面においても若手研究者・学生への啓発を続けており、新たな分野開拓・応用展開も期待されます。

PRIVATE （個人的な活動）

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